2011年2月20日日曜日

質量パーセント濃度ってなんだっけ

昨晩、彼女と一緒に看護の理科っぽい内容を勉強しました。別にリア充自慢じゃないです。
んで、納得行かない部分がたくさんあり、勝手に不機嫌になってしまいました。

まず一点目。

食塩水の比重は1じゃねぇから。
例題で、
食塩水70mlによくわかんないけど多分薬剤(これ自体も10%とかの水溶液)を混合して200mlにする。この薬剤を5mg/分で投与したい場合点滴はなんml/分で落とせば良いか?
みたいなのを考えます。

このなんか混ざってる溶液自体の比重がわかりませんし、食塩水の比重も謎です。生理食塩水ってなん%だっけ。

だから、僕は絶対解けない問題だと思いました。この溶質の分子量を暗記してなきゃいけないのだと。
と思って解答をみると、なんの疑問もなく
1ml = 1mg とか書いてます。いや、それは純水だろうと。
かりに薬剤が10%の水溶液だとして、130mlありますよね。
これに含まれる薬剤は確実に13mgではないです。
別に近似しても良いですが、だったら一言添えないとまずくないですか?俺が細かいんですか?
普通に考えると、簡単に5%とかずれてきます。mg/分オーダーで5%ってかなりの誤差じゃないですか?
それって大丈夫な誤差なんですか?
機械系も厳密に計算はしませんが、無視するのは二次の微小量からです。
点滴に例えると、二回微分は点滴のスピードの変化までです。薬の重さ、点滴の速さは完璧に計算しなきゃバッテンです。
おい、ラ・スパとかいう参考書書いた奴、もう一回全部の解説つくり直せ。

他にも、腕を心臓よりも上げて血圧を測ると、血圧はベルヌーイの定理でどうこうとか、少しでもベルヌーイの定理を知っていれば違うよなと感じる解説があり、誰が作っているのか気になります。
ベルヌーイの定理は、流体の速度、密度、圧力によって表現される関数は一定の値を取るって奴で、この場合は恐らくエネルギー保存が言いたかったんだと思います。それは重力に逆らって仕事をした分の圧力損失だろうと。

もう一個。

これは厚生労働相の出した統計をまとめた教科書で、人口、健康状態の動向について勉強した時です。
なんとか率って名前でいろんな数字が出てきます。これ、母集合の大きさが全部違います。人口1万人だったり、1千人だったり、10万人だったり。
いや、そこは揃えようよ。
しかも文中の年号が西暦だったり平成だったりします。しかも大抵省略してあります。
いや、省略しないで書いてしかも揃えようよ。
人口が1950年代に一億人で、2000年代にピークを迎えますが、60年代に9000万人を下回ります。
これだけ読んだら2060年に9000人になんのかぁ。と思いますよね。
ですが、グラフから追っていくとなんと平成67年です。
未来の話をする際に、現在の年号を使うのもナンセンスなのに、しかも断りなく書き方変えますからね。
平成67年になる前に年号はきっと変わるし、しかもそこは西暦で統一してかいてよ。と。
頭悪いジジ・ババ、早く退職してまともな奴に書かせろ。あと分母は揃えて、何を比較するためのデータなのか考えてから整理しろ。母集合の大きさは数字を整数にするために勝手にかえたらだめでしょ。だったら全部%でいいじゃないか。

一生懸命勉強している学生は自分なんかよりとっても偉いと思います。なので、内容を精査してから教科書、参考書を作ってみてはいかがでしょうか。こんな微妙な勉強させるのかわいそうだと思いますよ。


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1 件のコメント:

  1. フランヤマン2011年2月20日 12:30

    工学系とか理学系以外の教科書とか資料ってまじでクオリティ低いわ

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