2012年4月15日日曜日

【新社会人応援企画】社会人一年目にして転職したゆとり社員によるビジネス英語.2

英語に関する記事の第二回目です。
今回は、電話でのやり取りです。レベルは僕が出来る範囲、つまり初歩中の初歩だけどメールの返信の催促のメールを打つのがめんどくさい人向けです。

まず断言します。
カタカナ英語でも、ネイティブにある程度は通じます。
たぶん外人にも英語が苦手な方や、なまった方がいるのでしょう。意外と許容範囲は広めです。ただ、明らかに読み方を間違っていると、”ん?”って言われますけどね。”ん?”って世界共通みたいですよ。
例えば、Via Air flightのviaって、ビアじゃなくて、バイアって読むので注意です。
それから、ゆっくり喋るようにお願いすると案外優しく喋ってくれます。なので、遠慮せずに言いましょう。
I'm sorry I can't understand, please speak more clearly
と。clearly はゆっくり・はっきりかつ平易な表現で話して欲しい時の便利フレーズです。

さて、下準備として、言いたいことをササッとメモ書きします。テンパると何を言えば良いのか分からなくなるので、文章として成り立つ程度のメモにします。
言いたいことがまとまったら、相手の電話番号を調べます。おそらく、
+**-(*)*-****-****
みたいな、意味不明な番号になっています。最初は’+’ってボタン電話にはないしなぁ、なんて感じます。
ここで、
’+’→’010’に、(*)を省略した番号をメモります。これで相手の電話番号になるはずです。
次に、とりあえず掛けてみます。NTTっぽい呼び出し音が一回切れて、なんかやかましい’ツー、ツー’って呼び出し音に変わります。国によって違うのかも知れませんが、アイルランド、北アイルランド、フィンランドは全部同じでした。
すると、ややしばらく待たされた後で、
Hello??
とだけ言って来ます。オレオレ詐欺対策のマニュアル通りです。
なんか言われてもどうせ分からないので、すかさず言ってやりましょう。
Hello, This is *** speaking from 会社名, may I talk to Mr. or Ms. ***?
と。
場合によっては
He is out of office
とか、
He may go lunch
とか言われるかも知れませんが、たいていは回してくれます。ちなみに、彼らの退社時間は驚くほど早く、ランチブレイクは驚くほど長いです。
交換してくれない場合は、
OK, I will call him later, thank you, Bye Bye.
とか適当に言って切りましょう。どうせ折り返しの電話なんて掛って来ませんし、伝言も伝わりません。
無事に繋がったら、また軽く挨拶を交わしつつ、どうせ雑談できるスキルも無いので、早々に本題に入ります。
基本的に、自分が言いたい内容をまず一方的に話して、相手の返答を待つのが一番簡単です。ってか、会話のキャッチボールなんて難しくて出来ませんでした。
海外と日本では、時差もありますし、大抵の連絡はメールで済ませているケースが多いでしょう。なので、電話する場合は、メールの返信が来ないけどこっちは急いでいるから催促するってパターンが多いかと思います。あとはスーパー緊急事態。こんな場合は、ペーペーが連絡せずとも、お偉方が電話してくれるかと思います。

用件を言い終えたら、相手の返答を聞きます。理解できるまで確認を行いつつ、返答の内容が分かったら
OK perfect, I understand. Could you send your answer by E-mailing for me later?
と伝えます。イギリスやアイルランド人には、OK, lovelyって表現が一番良いらしいです。”OK、実に素晴らしい”って感じに聞こえるそうです。
日本人相手でもそうですが、必ず文章にて答えをもらえるようにしましょう。特に海外の方は、口約束なんて忘れたりしますので。。。
逆の場合もそうです。無用のトラブルを避けるため、必ずレポートとかドキュメントをくれと言って来ます。

こんな感じで、適当に喋った割にはすぐに返答が来ました。
こっちから送ったメールをシカトしてきたから電話したのに、電話一本ですぐに返事をくれる不思議。たぶん外人は手帳にto doリストを書くとか、几帳面な事はしていないのでしょう。

役に立つような立たないような内容ですが、
・聞き取れない場合は、slowlyじゃなくclearlyに話してくれと頼む
・電話番号の’+’は’010’に変換して(*)は省略
・回答はメールでしっかり送ってもらう
これだけ気をつけて、あとは分かったふりをしなければ外人に電話を掛けられます。

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